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【演劇情報】
新鋭女優、藤咲雪音が舞台で初主演!

 関西を中心に活動するイベントプランナーで劇作家の前原謙一氏主宰の演劇企画「作戦ガラパゴス」の第1弾(Mission1)『コンスタンツェ モーツァルト』が、去る2008年3月に京都 ARTCOMPLEX1928で上演されました。世界で名だたるクラシック音楽の作曲家の一人、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの妻コンスタンツェは、夫への冷たい態度や浪費癖、夫の死後墓碑を建てず共同墓地に埋葬したことなどから世界三大悪妻の一人と言われています。作品は前原氏のオリジナルで、コンスタンツェと夫を取り巻く人間関係と彼女の“愛情”を軸に独自の視点で描かれました。
 所属劇団問わず、作品のコンセプトに賛同した俳優からオーディションでコンスタンツェ役を見事射止めたのが、関西を拠点にフリーで活動中の若手女優、藤咲雪音(ふじさきゆきね)さん。経験豊富な先輩俳優に囲まれての初主役でしかもタイトルロール。幸いにもコンスタンツェの夫や家族との愛憎に注目した今回の作品では、等身大の女性の姿が描かれていて同性として共感する部分がたくさんあって、役作りは入っていきやすかったとか。出演者は全員舞台上にいる演出のため、ヒロインとしていっそう客席の熱い視線が注がれる中、持ち前のガッツで見事演じきりました。
 終演後、全稽古に立会い、演出補助に加えてヘアメイクを担当し、本番まで出演者をサポートした制作担当の竹田典子さんに、藤咲さんにインタビューしていただき今回の公演について振り返ってもらいました。

――ゆっきー(出演者間での藤咲さんの愛称)、おつかれさまでした! ヒロインとしての役作りで、苦労したことはあった?

【藤咲(以下、藤)】独白のシーンですね。モーツァルトを見送った後のコンスタンツェの独白には、彼女の本音が詰まっています。  その中には寂しさとか切なさとか嫉妬とか不安とか様々な感情が入り混じっていて、その流れを掴むのに納得いくところまで仕上げるのに苦労しました。

――やりやすかったシーンは?

【藤】ラストの結婚式。モーツァルトの声に振り返ったら、そこに好きな人がいて、嬉しさと幸せで胸がいっぱいになってました。あとはそのままの気持ちで『アヴェ ヴェルム コルプス』(モーツァルト作曲の宗教曲)に身を任せていればよかったので気持ちよかったです。このシーンは好きでした。

――今だから話せるエピソードを教えて!

【藤】稽古中ヨーゼファ姉さん役の芦田深雪さんが一緒のシーンでアドリブでしきりに話しかけてくるので、次の自分のセリフのタイミングを逃しそうになったことがありました(笑)さすがに本番ではなかったですけど。

――今回の舞台に参加して主役を演じたこと以外で得たものは?

【藤】愛すべき仲間と京都への親近感!

――今後はどんな役がやってみたい?

【藤】谷崎潤一郎の『春琴抄』が好きで、春琴はずっとやってみたいと思っている役の一つです。あと、機会があればコンスタンツェのような実在した人物の役もやってみたいです。


 これからも、頑張り屋さんで、負けず嫌いな「女優 藤咲雪音」の活躍に期待し、応援していきたいです!
(聞き手/制作:竹田典子)
■藤咲雪音の今後の出演予定
旧劇団スカイフィッシュ「適切な距離・日記編/スパムメール編」
期間:2008年7月16日(水)~21日(月)
会場:etw
演劇ユニットヨヴメガネ「ちをついて」
期間:2008年9月27日(土)~29日(月)
会場:ウイングフィールド


*詳細は本人のブログにて随時更新します。
「てくてく」 http://ameblo.jp/entracte-note

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